熱中症対策おすすめ商品とこまめに水分補給とはの"こまめに"とは?

考察

熱中症対策にこまめに水分補給をとそこら中で言ってるけど、

こまめにってどの位なのって話なんですよね。

 
ニュース見てても運動する時に関しては、運動前と運動中に30分ごと150mlのスポーツ飲料を飲みなさいと報道していたんですが、日常の水分補給に関しては具体性に欠けた表現しかされてませんでした。
 
この厚生労働省のサイトを見てもこまめに水を飲む習慣の定着としか書かれていない模様。(もっと具体的にアナウンスすれば定着するのではと、思うんですが・・・)
 
だいぶ古い2009年の情報ですが、上のリンク先には、職場における熱中症対策として、
 
身体作業強度等に応じて必要な摂取量等は異なるが、WBGT基準値を超える場合は、少なくとも、0.1~0.2%の食塩水、ナトリウム40~80mg/100mℓのスポーツドリンク又は経口補水液等を、20~30分ごとにカップ1~2杯程度を摂取することが望ましい。
 
と書かれております。
これも途中までは具体的なんですが、カップ1~2杯ってどの位なんですか?と・・・
 
この日本生気象学会がどんな団体なのかわかりませんが、2012年以降の文献も交えながら、PDFでまとめてるのが上のリンクで、ここには、
(1)日常生活における水分補給:通常の生活で は食事等に含まれる水分を除いた飲料として 摂取すべき量は 1 日あたり 1.2 リットルを目安とする
(2)運動時や作業時の補給:水分の補給量は体 重減少量の 7~8 割程度が目安となる.体重の 2%以上の脱水を起こさないよう注意する.大 量の発汗がある場合は,スポーツ飲料などの 塩分濃度 0.2%程度の水分を摂取する. 作業前:コップ 1~2 杯程度の水分・塩分を補給 する(コップ一杯 200ml). 作業中:コップ半分~1 杯程度の水分・塩分を 20 ~30 分ごとに補給する. 作業後:30 分以内に水分・塩分を補給する
(3)飲酒時の補給:アルコール飲料は利尿を促 進するので,飲酒後は水分・塩分を,十分に 補給する
(4)空調装置使用時の補給:空気が乾燥するの で,こまめに水分・塩分を補給する
 
とあって、そもそも日常ってのは空調を使う前提じゃないのか・・・
 
出来れば民間企業以外から具体的な情報を見つけたかったんですが、ちょっと無理そうな感じがしたので、民間企業から。
よく知らない会社ですが、アクアジャパンという会社のサイトです。ここには、
 
Q:水分はこまめに補給っていうけど、どのくらいの頻度と量が必要なの?
A:昼間はコップ1杯の水を1時間おきに、起床時や就寝前にも忘れずに定期的な水分補給を心がけてください。大人の場合、最低でも1日2リットルは水を飲むようにしてください(子どもはその半分)。運動中は15分~30分おき、一時間以上のスポーツの場合は10分~15分おきに補給するのが理想です。
 
最低1日2リットル飲みなさいと書かれていて、1時間おきにコップ1杯なんで、16時間起きてたとしてこの場合コップ1杯は125mlになります。これが1番具体的な気がしますが、水を売りたい企業何でしょうから、塩混ぜろとかは無いんですね。
 

 

結論

企業が絡むと結局、自社の製品買ってねってのに繋がる結論になっちゃうから、国が具体的に決めてくれればな〜と思うんですが・・・あんまり具体的にすると上手くいかなかったときに責任とらされそうだから決めたり断言できないんでしょうか。
経口補水液 オーエスワン(OS-1) 500ml×24本

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以上、熱中症対策おすすめ商品とこまめに水分補給とはの"こまめに"とは?でした。