【感想】ララランド 見るべし。 ネタバレ有り

最初はさー、ミュージカル調で仕上げましたって感じの映画で、男の稼げそうにない夢を女がサポートして、実現してハッピーエンド的な話何だろって舐めて見てましたけど、

 

中盤から、交錯するそれぞれの夢と大人的な現実、ラストのセブズの店名、二人の幸せそうな想像シーン(赤ん坊を絡めてくるのは反則です・・・)、涙が止まりません。並な映画なら、最後、女がセブズを発見して、夢を実現したのに気づき、男と女と再開して、ラブラブみたいに終わるんでしょうけど。さすがアカデミー賞候補なだけあります。

 

ただ、ミアが何かしら女優でうまくいって、戦略的に偉いさん?と結婚せざるを得なくなってしまったってのは理解出来なくもないんですが、最後のオーディションを受ける前まで女優諦めてたくらいなのに、戦略結婚してセブと離れるほど、ミアにとって女優の夢が捨てられなかったのかてのが、いまいち納得出来ないところではあるんですが。描かれていない5年間に色々あったんでしょう。多分。男は未練タラタラ、女は現実的ってことを表現しているのかも。

 

ミュージカル部分もありますが、突然歌い出すの無理とか言わず、見て欲しい。最初はちょっと気になりますけど、中盤から終盤は減ってきますし、最後の想像シーンを最高に幸せそうなシーンにするための伏線だとも思います。とりあえず、オススメですよ。